この前は, 5/21の日記になります。(*1)
今日(5/22)は, 午前中のみの塾となりました。
代掻き, 除草, 野菜栽培についての講演と質疑応答がありました。
印象に残ったのは, 2つ。1つは, 茄子(なす)について。もう1つは,
硝酸態窒素についてです。
茄子の葉の裏の葉脈の形状が,
茄子の株の枝構造の理想になっているようです。
なので, 茄子が育って, 枝分かれが進んだら,
葉っぱの葉脈を観察して, その形通りにする, ということだそうです。
ということは, 全ての葉っぱの葉脈は同じ形なのでしょうか?
そのあたりは, 今種から苗になろうとしているはずの茄子で観察する予定です。
苗になるのかなあ, という不安はあるのですが(^^;。
もう1つは, 硝酸態窒素(*2)についてです。
単に硝酸イオンと書けば良さそうな気がしていますが,
硝酸態窒素と呼ぶようです。
Wikipediaによれば, 厳密には, 硝酸イオンを構成している窒素原子を指すようです。
NO(下付)3(/下付)(上付)-(/上付)-Nと書くらしいのです。,
化学ではこの表し方は正しくないですが, 便宜的にそう書くのでしょう。
野菜に残っている硝酸態窒素が高い場合,
それを食べると, メトヘモグロビン血症(*3)になるということです。
血液が酸素運搬を正常に行えなくなるために起こる症状です。
その濃度を測る装置(堀場製作所の硝酸イオン電極)で,
塾生が持ち込んだ葱について分析しました。
乾いていた葱だったため, 試料液準備に難航し,
濡れているであろう葱の内側を直接電極にあてるという方法で,
強引に測定しました。結果は低い値でした。
その方は自然栽培で3年その葱を育てられたとのことでした。
この装置は約3万円と高くないので,
各農家が持っていても良さそうな装置ではあります。
お金が入ったら, 私もこの装置を買おうと考えております。
稲作の予定はありませんが, いつかは稲もやれたらと言う思いはあるので,
今回もとても勉強になりました。
(*1)
[URL]
(*2)
[URL]
(*3)
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