住まいに鍵をかけるというのは当たり前, とは限らないようです。
実は私は独身時代(富山市内在住)に, 鍵をかけずにおりました。
盗まれる物は無かったからです(保険証があった(^^:)。
今は, 鍵をかけていますが, こんなものは要らないと常に思っています。
人の物を盗む人は,
いつか大きな心の痛みに気付かされるでしょうから。
今住んでいる富山でも, 場所によっては,
鍵をかけない人が少なくないようです。
富山県入善町というところでは,
鍵をかけよう, という運動がなされているようで,
富山新聞のウェブ記事になっていました。(*1)
> 入善署管内の入善町と朝日町では昨年,
> 住宅侵入盗や自転車盗, 車上狙いの無施錠被害率が
> 県の平均を上回り, 住民の防犯意識を高める取り組みが
> 求められていた。
ということだそうです。
ここで言う施錠とは, 住まいだけでなく,
自転車, 自動車への施錠も含まれるようです。
そういえば, 自転車に鍵をかけない人は少なくないですね。
かつて勤めていた高等教育機関でも,
学生が自転車に施錠しないので,
施錠を促す生活指導をしていましたっけ。
鍵をかけないと物を持っていく人が少なくない世界なのが
残念です。まあ, 元々は, 「私物」など存在しないのではありますが,
物を持っていった人が,
その人の物が別の人に持って行かれても
何とも思わない人だとしたら,
その人にどのような教育や指導をしても,
再び人の物を持って行ってしまうように思います。
だから, 施錠するのは, 仕方がないことかなあと。
ただ, 施錠しなかった人も悪い, という考えは,
私は賛成できません。
ところで(*1)の記事には, 町商工会の某氏は,
> 「日ごろから鍵掛けの広報啓発活動に当たり,
> 安全な町づくりにつなげたい」と話している。
ということだそうですが,
私には, 鍵かけ広報啓蒙をして,
安全な町づくりにつながるのかが理解できませんでした。
皆が鍵をかけているから, 安全な街ではないでしょう。
皆が鍵をかけなくても良い街が安全なのだと私は思います。
(*1)
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