[富山] もうあったのですね, 掛け捨てではない消雪装置
2012-02-24


ここ数日は雪が降っていない富山市街地ですが,
歩道や田畑にはまだまだ残っています。
今日('12/02/24)は東京日帰りでしたが,
その途中で見た北越急行沿線や越後湯沢では,
積もった雪が凄かったです。
家のすぐ脇で3 mを超えているところも。
ここなら, 私が憧れる, 2階からの出入りが現実的になりそうです(^^;。

 降った雪を放置したら邪魔になるだけでなく,
気温が下がれば凍って, 通るのが困難になるので,
除去する必要があります。
富山では, 地下水をくみ上げて道路に撒き,
雪を融かす方法が採られることが多いです。
大雪時には地下水が大量に汲み上げられるため,
地盤沈下が起こる可能性もあるようです。(*1)
地下水を掛け流しにして捨てるのは,
地盤沈下もそうですが, おいしい軟水をもったいないなあ,
と思っていたら, 既に,
無散水方式の消雪設備が設置されている事を知りました。(*2)
北日本放送の(*2)のURI記事によれば,
15℃地下水が, 道路下で循環されて,
その上に降り積もった雪が融ける, ということなのだそうです。
これは良いですね。
水の循環装置の設置と,
水の循環にエネルギーがいるのが難ですが,
開発元のウェブサイト(*3)によれば,
> 路面に散水がないため, 降雪時の通行・歩行が極めて快適であり,
> なおかつ舗装面の傷みも少なくなります。
> 放熱後の地下水は, 閉鎖系で地下に還元されるため,
> 地下水の枯渇や地下水位の異常低下に伴う
> 地盤沈下等の公害問題は発生しません。
ということです。地盤沈下が起きてしまってからでは大変なので,
この方式が広まると良いように思います。
日本地下水開発KKという会社を知りませんでした。
なかなかやるではないですか。
ただ, この(*3)で,
「シミュレーション」が「シュミレーション」になってしまっているのは,
大変残念です(^^;

(*1) [URL]
(*2) [URL]
北日本放送のニュース記事は, 期間限定公開のようなので,
近いうちに読めなくなります, 悪しからず。
(*3) [URL]
[富山]

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