[富山] 富山県知事選挙。選挙公報を見てみました。
2012-10-19


富山県知事選挙が来週日曜('12/10/28)にあるのですが,
立候補者は, 現職の,
原子力発電所を実質推進する人殺しである石井隆一氏と,
震災瓦礫地方拡散処理推進する日本共産党が推薦する
米谷寛治氏の2名のみです。
10/14のブログ[1]で書いたように,
どちらの候補も人殺し, あるいは人殺しを推進しています。
なので, 投票したくても人を選べません。
富山県選挙管理委員会では,
「届け!私の一票(「こえ」と振り仮名をしております)。」
という題のウェブサイトを用意しておりますが,
その中の「みんなで考えよう, 環境にやさしい暮らし」や,
「豊かな自然をいつまでも」という声は,
既に届かないことが確定しております。
大変残念な状況です。

 「旅の人」である私が, お世話になっている富山県の
知事選挙に対して何か言える立場ではない, という思いはあります。
加えて, これほど長く富山県にお世話になるつもりはなかったので,
富山の言葉を学ぶこともせずにいて,
富山の人と親しくなろうという思いもない私です。
そんな私ですが, しかし, 恐らく, 少なくともあと半年は
ここ富山県富山市内に在住するつもりです。
となると, 「旅の人」とは言え,
安全に生きたいと思うのは自然なことです。
立候補者が共に人殺しな状況ですが,
どちらがいくらかましなのか, という観点で,
立候補者を比べることにしました。

 立候補者の選挙公報は, [2]のURI掲載されています。
知事立候補者と直接質疑応答ができない状況なので,
これしか, 投票時の判断材料がないので,
これから, 両候補者のどちらを選ぶかを決めることにします。

 私は, 安心して, 安全に生きられるところに住むことを願っています。
次のことが候補者決定のための条件となります。
(1)原子力発電所の稼働を認めない。
(2)危険な物質の広範囲拡散を認めない。
(3)地場産農産物の安定生産を確立する。
(4)公共交通機関の整備による, 安心して街を移動できる環境をつくる。
(5)自動車運転環境の整備による, 安心して運転できる環境を作る。

 これらのうちで, どれが都道府県知事の職務範囲なのかが,
私には分からないのですが,
(1)については,
志賀原子力発電所真下に活断層はないと,
活断層の非専門家が言い続けている北陸電力[3]の大株主は,
富山県です。株主の権限もよく分からないのですが,
筆頭株主が原子力発電所を廃止せよと言った場合,
それを無視できる物なのでしょうか?
県が所有する株式なので, 知事が運用しているとして良いのでしょう。
であれば, 私が知事なら,
即, 志賀原子力発電所廃炉, 撤収を命じるのですが。
で, 現職知事は, そのようなことを一切主張しておりません。
新人候補は, 再稼働反対としているようなので,
この点については,
新人候補と主張がいくらか近いということになります。

(2)については, 2011年3月11日の東北の震災で発生した瓦礫を,
地方公共団体で受け入れるよう, 環境省が言っておりますが,
放射性物質の広域拡散に反対の立場から,
私は環境省の主張に反対しております。
放射性物質がなかったとしても,
運搬費を考えると, 日本中で処理する意味がわかりません。
で, 廃棄物処理は, 県ではなく市町村単位のようなので,
今回の知事選挙の争点にはならないようです。

(3)地場産農産物の安定生産を確立する。
は, どこを調べればよいのか分かりません。
富山市では, 地場もん屋を設立し,
地元収穫野菜の販売を促進しています。
となると, これも県ではないようですね。
ただ, 私は農業で自立(就農)を目指した昨年,
富山県農林水産公社の方とお話をしましたが,
私の年齢(40歳を超えている)が新規就農することを想定していない,
あるいは実際に就農されたら困る, そのような印象を受けています。

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[富山]

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