[富山] 温室栽培トマトを, 定植しました。
2013-04-02


私が昨年(2012年)4月から入った,
富山市営農サポートセンターの「とやま楽農学園」は,
今日から2年目の活動に入りました。
前半は「土壌診断と施肥設計」の講義,
後半は, 前回[1]鉢上げした,

 前半では, 土壌のpHと電気伝導度(EC)の測定法と,
数値によってどのような対応をしたらよいか,
という話がありました。
菠薐草は, pHが低いとうまく育たないことが知られていますが,
私が過去菠薐草の種を蒔いたら,
発芽迄はするのですが,
その後が育たないということを経験しています。
pHが低いとそのような事が起こる, ということでした。
ううん, 菠薐草を育てるために, pHを上げる必要があるのかなあ...。
苦土石灰(Mg2+, Ca2+を多めに含む土壌)を撒けばよいのですが,
できればそうしないで育てない物です。
それにしても, 農業をやられている方は,
広大な田畑のpHやECを,
どれくらい測られているのでしょうかね?
私がお借りしている1アール(一畝)くらいの畑なら,
10箇所位の土を使って測定するのは,
対して時間がかからないでしょうが,
1ヘクタール(一町)(=100アール)なんて広さだと,
大変ですよね, きっと。
ECは, 硝酸態窒素漁の目安になるということでしたが,
測定前日に乾燥が続くか, 雨が続くかでも,
値が変わるような気がしております。
このあたりは, 農業を学問とされている方々の意見を
伺いたいところです。

 後半では, 温室栽培トマトの, 温室内での定植をしました。
[1]の, 3月の段階で既に花が咲いている苗があったのですが,
今日('13/04/02)見たら, 既に実もなっていました。
あれれ, 一番果って, 摘むんではなかったでしたっけ?
それはともかく, 後半の定植作業をやっていたら,
楽しいなあと思いました。
まあ, たった10株位の定植作業でしたので,
すぐに終わるので, 楽なのです。
これを1日ずっとやって, それが一週間続いたら,
嫌に思うかも知れません。
昨年(2012年)はトマトをうまく育てられなかった私には,
腋芽を欠く作業も, トマトの茎葉の香りも, 久しぶりにでした。
なかなか良いものがあります。
今年こそは, 横植えトマトの栽培[2]をやりたい物です。

 で, 講義の時に, 「皆様はもう馬鈴薯は植えられた?」と
講師の方から問われました。
しまった, どうやら植えるつもりでそのままなのは,
私だけのようでした。いつの間に埋めちゃったのでしょうか?
昨年は, 土が乾く時機が見つからなかったので,
湿った土に埋めたのですが, 今年もそうするしかなさそうです。

 農作業は楽しいですね。これで収入に結びつけば完璧なのですが...。

[1] [URL]
[2] 木村秋則「自然栽培ひとすじに」122頁, 創森社(2007)
[富山]

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