[富山] ううん, どっちの報道も信用できないと言うことでしょうか? 朝日と読売の富山版報道
2015-04-08


連日, 富山も金沢も,全く意味がない,
県議会議員立候補者の名前連呼に,
いつになったら大人になるのかという思いになりつつも,
自分も僅かながら納めている県税がどう使われてしまうのかを見極めるため,
県議会議員立候補者に注意しております。
私は富山市内在住ですが, 北陸新幹線延伸で,
速達**強制**停止運動で盛り上がっている(??)高岡の動向について,
全国紙である朝日新聞と読売新聞の,
富山版ウェブ配信記事を読んでみました。

朝日新聞「選挙サンデー 高岡, 新幹線論議は低調」[1]
読売新聞「県議選 演説「新幹線」キーワード」[2]

 ううん, 真逆ですよね(^^;。
朝日は次のように書いています。

> (富山)県政の「百年に一度の大事業」として
> 北陸新幹線が開業したばかりだが,
> 速達型列車の新高岡駅停車の要望や
> 広域観光への活用で市民運動も起きた高岡市では,
> 同駅周辺に選挙カーの影は薄く,
> 議論は低調との指摘もある。

> 旧市街地中心部が地盤の与党候補陣営の幹部は
> 「新幹線開業までの盛り上がりが選挙につながらない。あてが外れた」。
> 選挙戦での新幹線論議は全体に低調だとして,
> 新高岡駅周辺での遊説などの予定はない。

 一方, 読売は, 次のように書いています。

> 新高岡駅が設置された高岡市選挙区では,
> 候補の大半が新幹線開業をキーワードに支持を訴えている。
>
> 現職候補の1人は地元での街頭演説で,
> 「開業効果を生かすのは知恵の出し比べ。
> 勝ち残った地域に首都圏から人, モノ, お金が流れて来る。
> 高岡がそうなるよう努力していく」とアピールした。
>
> 同市内の別の現職候補は,
> 新幹線効果で企業進出が相次いでいる現状を説明し,
> 若者を中心とする人材の確保策を進めることを強調した。

 どちらも'15/04/06の記事です。
どうしてこうも違うのでしょうかね(^^;。

 富山県西部では, 新幹線速達が新高岡に停車しないと,
富山県西部の未来はないとまで主張する人もいます。
矛盾を感じますね。

 今回の県議会議員選挙の高岡での状況は,
朝日新聞の記事の方が, 真相に近いと思えました。

 それにしても, 北陸新幹線開業が,
富山県にとっての,
> 県政の「百年に一度の大事業」
というのは, 妙な気がします。
北陸新幹線が, 富山県営鉄道なら意味は分かるのですが,
国民の税金を北陸地方に集中させるのが,
北陸新幹線の開業の意味ですから,
東日本大震災の復旧を遅らせている原因とも言えるのです。
新幹線延伸は, 東日本の住民の集団移動の後にすべきだったと思います。
閑話休題, 新幹線延伸は, 県政の大事業ではないでしょう。
その意味で, 県議会議員選挙で,
新幹線開業に触れないのは, 正しいように思います。
むしろ, 今後の県財政を圧迫している可能性を心配する必要があるでしょう。

[1] [URL]
[2] [URL]
[富山]

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