[富山] 北陸電力社長の理解力は, 現内閣総理大臣並みのようです。
2015-07-17


福島の事故後であっても原子力発電所を稼働させようとする,
理解力が現内閣総理大臣並みであるのみならず,
生存しようとする無意識からの声にも気付けないのが,
現北陸電力社長のようです。
名前に反して,
原子力発電所再稼働推進側と思われる組織である
原子力規制委員会の会合において,
志賀原子力発電所下に
活断層があるとする評価書が提出されたとのことです。[1]
前々からここは活断層, と言われてきたのに,
専門家がいるわけでもない北陸電力が,
活断層ではないと主張してきました。

 この評価書提出を受けて,
北陸電力社長は,

> 「有識者の見解は, 当社の調査結果を
> 総合的に考慮したものでなく,
> 仮定の計算や推論に基づくものだと考えている。
> 今後の審査では追加データの拡充も含め,
> 技術的に考えられるさまざまな可能性を検討し,
> 事実関係を委員会にしっかり説明していきたい」

と言ったとのことです。[2]
この人は, 仮定の計算や推論に基づく,
だから信用できない, という表現がお好きなようですが,
この発言が, 自然科学の在り方を否定していることに,
お気づきではないようです。
北陸電力の度重なる欠陥・改竄報告書に,
何度も「こう書いた方が良い」と助言してくれた調査委員会に,
本当に失礼な人です。
そんな人が社長なんて,
今の内閣総理大臣が総理大臣であることと同じ位,
有り得ないことだと思います。
有り得ないことなんですが,
ご本人が理解力がないことを御自覚されていないのですから,
本当に悲しいことです。

 廃炉となっても, 本当に廃炉になる(元の自然環境に戻る)迄,
一体何十年かかるのでしょうか?
一度廃炉作業をやってもらい,
この組織の主張が「仮定の計算や推論に基づく」ものであることを,
証明されたらいかがでしょうか。

[1] youtubeの動画です。
私はこのブログを書いている段階では, 未だ見ておりません。

[URL]

[2] [URL]
[富山]

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