[富山] 原子力防災訓練をする必要がない, 安心した世界で生きることはお嫌ですか?
2017-11-27


富山県内には原子力発電所はありませんが,
隣に石川県志賀(しか)町にはあります。
北陸電力のものです。
この組織は, 原子力発電所再稼働を最優先するという,
理解力が現内閣総理大臣並, つまり,
何を言っても聞く理解力がない組織ということになります。
その志賀原子力発電所で事故があった時のための
防災訓練があったようです。[1]

> (富山)県と氷見, 砺波両市や
> 石川県などは('17/11/)26日,
> 合同の原子力防災訓練を行った。
> 石川県志賀町で震度6強の地震が発生し,
> 同町にある北陸電力志賀原発2号機の原子炉が停止して
> 外部電源も失われ, 放射性物質が放出された想定で実施。

 福島での事故に近いということでしょう。
未だに収束しない(地球人類では収束不能でしょう)福島の事故を
再現するのは, 現実に即しているとは言えますが, ...。

> 訓練では, 志賀原発からおおむね半径30キロ圏の
> 緊急防護措置区域(UPZ)に含まれる
> 氷見市の5地区の住民255人が
> 地元の北部中学校や灘浦小学校に集まった。

 それで被曝を防げる? 放射性物質拡散を防げる?
農作物, 富山湾放射性物質汚染を防げる?
ほぼ無意味なことをやっているとしか思えません。
つまり, 事故が終わったら終了なのです。
事故が起こらないことはありえないのですから,
つまり, 原子力発電所の存在そのものが, 終了を意味していますが,
北陸電力は理解力が, ....(以下略)。

 私は, この訓練に参加した方々の声に, 驚きます。

> 「原発事故は起きてほしくないが,
> 万一の時には混乱するかもしれず, 必要な訓練」

 混乱するかも知れず, では済まされないことを,
福島の事故で学べないのが全く理解できません。

> 「日頃から家族で話し合い, 災害時のルールを決めておきたい」

 そのような次元の問題ではないはずです。

 福島の事故から何も学ばれていない方々に,
ただただ驚くばかりです。
まあ, 日本に住む多くの方々が,
原子力発電再稼働の自由民主党に投票されましたから,
何も学んでいなかったということなのでしょう。

 このような訓練を受けても,
原子力発電所の存続を望む方々とは,
安心して生きる権利を侵害し,
心を傷つけていることに,
気づいて欲しいと願います。

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