富山県の小中学校普通教室への冷房導入について,
このブログで時々意見を書いてきました。
高等学校については, 報道を見たことがなかったので,
実情を知らなかったのですが,
富山県立高等学校については,
今日のウェブ配信記事から, 少しだけ状況がわかりましたので,
それについて意見を書くことにします。
まず現状。
> これまで特別支援学校を優先し,
> 県立高校の普通教室については,
> PTAが費用を負担して設置する場合に認めてきました。
ううん, 特別支援学校については, 県が費用を負担する,
でも, 特別支援ではない高等学校については,
県は負担しない, しかし, PTA負担なら, やっても良い,
ということなのですが,
PTAというのは, parent teacher associationの略なので,
生徒の親と教員がお金を出して成り立っている組織なのでしょう。
そこが空調費用を負担する?
公立学校って, そんなことをするんですか?
親のみならず, 教員がお金を負担する?
意味が分からないですね。
生徒の親と教員がお金を出したなら, 空調設置を認めるとなると,
お金を出せない親や教員だらけの高等学校では,
空調設置は実現不可能ということになります。
それって公立学校ではないと思います。
富山方式, と呼んでも良いかもしれませんが,
他の都府県がどうなっているのかわからないので,
意外とこの方式が標準的である可能性もあるのでしょう。
簡単に言えば, 富山県は空調導入に意義がないと考えていた,
ということですね。今更現知事は, 導入の必要性を認めたようです。
富山県民のためには行動しない現知事ですが,
恐らくは氏の本意ではないのでしょう。
[1]の画像を見ていると,
答弁は原稿の棒読みです。
これくらいのことを, 自分の言葉で県民に伝えられないなんて,
知事失格です。
こんな老人に知事職を任せる,
多数の富山県民に呆れてしまいます。
ともあれ, 県立高等学校の普通教室にも冷房が入るとのことです。
良かったと言ってよいでしょう。
[1]
北日本放送
[URL]
チューリップテレビ
[URL]
NHK富山放送局
[URL]
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