富山県富山市八尾(やつお)町中心部では,
毎年9月1日から3日に, 「おわら風の盆」[1]がなされます。
私は前夜祭を見に行ったことはありますが,
この9月1日から3日については, 行ったことがありません。
狭い町に大勢の観光客がいらっしゃるということで,
人混みが嫌いな私と相棒(神さん)は,
そこそこ吸いている前夜祭にしか行ったことがない,
ということです。
それはともかく, この八尾町は,
坂の途中にある, という感じの町で,
明るい時に見ると, とても不思議な感じがする町ではあります。
平らなところはいっぱいあるのに,
なぜこんな坂の途中の狭い平地に家々があるのだろう?
多分興味深い歴史があるのだとは思いますが,
今日はその話ではありません。

　アルバイト先から富山駅に戻ったのが23時頃。
いつもはそう多くない駅構内なのに,
なぜか警察官が立っていたり,
1人しかいない改札に2人いたり, と,
???何だろうと思ったら,
越中八尾からの快速が到着したようでした。
快速? 高山本線は, この「おわら風の盆」のときだけ,
快速を走らせるようです。
時刻表を見たら, 富山を出たら, 次が越中八尾という,
シャトルバスのような臨時列車です。
それが, 23時を過ぎても到着するのです。
流石にこれから八尾へ行く方はいないのでしょうが,
見物し終えて, 富山駅周辺の宿に止まる観光客だったのでしょう。

　あの狭い道で沢山の踊りてと楽器奏者と歌い手が,
夜中に歩き回るのは, 曲がまたなんとも言えない雰囲気
(哀調を帯びた, のような表現をするようです)で良いので,
機会があれば皆さん見に行かれるとよいかと思います。


[1] [URL]