放射線の化学を勉強していきます
2011-09-11


放射線の化学反応については,
学生, 大学院生の時に,
放射能を扱う実験が研究課題の1つだったので,
学部の講義1コマを受講しました。
そして, その程度の知識しかありません。

 放射線が, 物質の中の電子を励起して,
それが基底状態に戻る時に,
放射線があたる前の状態になれば良いのですが,
元の状態に戻らない時には,
その物質が化学変化を起こす, という理解です。
 私が専門としていた放射線の化学分野については,
放射線をあてる試料は, 生命体のような複雑な物質ではなく,
固体の無機物質で,
放射線が当たった後, その物質は,
他の化学反応を起こさない(と予想された)ので,
放射線化学の分野の中では,
理解しやすい内容だっただと思っています。
 生命体の場合には, 複雑な構造をした分子がその対象で,
しかもその分子は, 生命体内で様々な化学反応をしているので,
1つ2つの化学反応を調べ, 理解するだけでは,
放射線による生命体への影響を知ることができません。
私の放射線の化学の理解は, その段階です。

 この段階の理解では,
放射能を含む物質(食材も)を,
非被曝地へ拡散するな, とする, 私の主張は,
その主張が大きく間違っていないとする根拠に
乏しいような気もしています。
もしかしたら, 大きく間違えているのかも知れません。

 畑の手伝いを辞めてからは,
生活費を稼ぐためのアルバイトをそろそろ始めるのですが,
アルバイトをしながら,
その辺りの学問を勉強することを予定しています。
分かったことは, 「おきゅうぼうやのウェブサイト」に書く予定です。
わかりやすく書くよう, 努めるつもりです。
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