ショーガオールとジンゲロール
2012-01-03


アルバイトが終わり,
アパートでテレビのクイズ番組(*1)を見ていたら,
生姜の効能についての問が出題されていました。
その答説明を見ていて, 少し笑いました。
生姜の効能がいくつか紹介されていて,
その効能を発揮する物質の名前が書かれていたのですが,
その物質名が, 「ショーガオール」, 「ジンゲロール」とありました。
何とかオールという名は,
その物質がアルコールであることを意味します。
「オール」以外の部分を見ると, 「ショーガ」, 「ジンガー」になり,
どちらも生姜を, 日本語と英語(ドイツ語かな?)で表した物になります。
どうやら, 生姜の効能は, 生姜に固有な物質による物のようです。
ということで, Wikipediaを調べてみました。

ショーガオール shogaol(*2)
辛み成分, ジンゲロールの脱水反応で生成
ジンゲロール gingerol(*3)
辛み成分

 分子構造を見て, この構造なら辛いだろうな,
ということは分かりませんが(^^;
ジンゲロールが脱水反応((-COH-CH2-)が(-CH=CH-)になる)して
ショーガオールになることは分かります。
分子構造を見てあれこれ考えてしまうのは,
研究者を辞めた今でも, 化学が好きだからなのでしょう。

 ついでに, Wikipediaの生姜とginger(*4)を見ていたら,
なんと, 2008年の統計によれば,
日本は世界で8番目に生産していることを知りました。
4番目がネパール, というのが不思議な気がしましたが。

 寒くなった今, 生姜は良いですね。
生姜と黒糖の湯を時々飲みます。
生姜を摂って温かくなるのかどうかは分かりませんが,
気分は良くなります。

(*1) [URL]
(*2) [URL]
(*3)
[URL]
(*4) [URL]

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