2014-05-06
5月3日は憲法記念日でした。
日本国憲法と呼ばれる現行憲法は,
1945年9月2日の日本の敗戦をきっかけとして,
生まれた物とされています。
当時の日本人がどのような世界観だったのかを,
今の私は生きていなかった(過去生はいつだったのでしょうかね?)ので,
分かりません。
今の日本, つまり,
原子力発電所破壊と, その後の放射性同位体汚染が続いているのに,
原子力発電所稼働を基本とする政党や,
カルトに投票する人が大多数の世の中のことですが,
この状況は,
第2次世界大戦時の郡部と官僚の暴走と,
それにくっついている国会議員や,
それに無批判に付いていく人が多い当時の日本と重なるような気が,
しないでもありません。
今のところは, 当時あったとされる言論弾圧は
未だ表には出ていませんが,
でも, 状況は近いように思っています。
ありがたいのは, インターネットに接続したら,
いくらか客観的な物の見方ができる, という事でしょう。
さて, その日本国憲法(以下, 憲法)ですが,
私はこの憲法は改訂すべきと思っています。
第1条は不要です。
天皇は, 天皇を崇拝する方々の宗教にすれば良いので,
憲法で書く事ではありません。
第9条は, 戦争放棄を徹底すべきでしょう。
人を殺す武器の所持を認めない。
素晴らしい事ではありませんか。
まあ, 島国だからできるのだと言われそうですが,
軍隊を持たないコスタリカがあることを考えると,
難しい事をやるのが官僚の筈なので,
実現すべきでしょう。
まあ, 官僚の多くは大戦前から一貫して,
国民の事を考えてはいないようですが...。
と, そのような私と,
考えが似ているなあという気をさせた文がありました。
なかにし礼という作詞家の文章です。[1]
私は名前は知っていますが,
そして, テレビでも見た事はありますが,
どのような人かは知りません。
ですが, 氏の文章を読むと,
> (日本国憲法の事を)みんな涙を流さんばかりに感激したんですよ。
> 自由を象徴する民主主義が入ってきて,
> 婦人参政権が導入され,
> 表現の自由を得た。
> (第2次世界大戦)戦前, 戦中の暗黒時代を考えれば,
> 夢のようなことばかりで,
> みんなが新憲法には大賛成。
> これは歴史の本にはっきり書いてあります。
> なぜ, こんな立派な憲法を変える必要があるのか?
> 「米国から押し付けられた」と言うのも違いますよ。
> 「占領軍に強制された」という
> 白洲次郎の言葉の一部分が独り歩きしているのです。
> 白洲は「新憲法のプリンシプル(原則)は実に立派である」と
> 評価している。
> 「戦争放棄の条項などは圧巻で,
> 押し付けられようが, そうでなかろうが,
> いいものはいいと率直に受けいれるべきだ」とまで言っている。
> 9条を絶賛していたんです。
あまり人と意見が一致する事はないのですが,
この引用文については, 私はほぼその通りと思います。
なかにし礼さんって, 反社会的な人ではないですよね?
多くの人から好かれていますよね?
なら, 氏の考えが広まって, 賛同されると嬉しいです(^^)/。
他民族に支配された事がないから,
そんな呑気な事を言えるのだ, と誰かから言われそうですが,
どんなものなのでしょうかね?
クルド族や米大陸先住民の歴史を知ると,
私は呑気かも知れませんが,
でも, そのような発言をされる方の暗黙の了解の中には,
米合州国による安全保障制度に頼った世の中を想定していませんか?
本気で他民族からの支配から脱却を目指すのなら,
先ずは米合州国の軍隊を日本から出して,
独立することが先だと思います。
ともあれ, 私は人を殺す事はいけないという価値観の人間です。
払っている税金のうち, 防衛費分は別予算に回して欲しい,
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