[富山街中] フォルツァ総曲輪ライブホール初体験, 映画「変身」と「チェルノブイリ28年目のこどもたち」を見ました。
2014-09-27


(本当は, 岩手南部, 山形, 新潟の福島寄り, 長野の群馬より,
関東の都県に人が住んでいることも信じられないのですが。).
堀潤という人は, NHKのアナウンサーだった人ということで,
自然科学ではなく, 報道の専門家としてこの映画を製作されたようなので,
なので, 未だに東日本に人が残っている異常事態には
触れられていないことに, とても不満を感じました。
しかし, 米合州国の実情を見られたことは,
ありがたく感じました。
また, 破壊された発電所で作業する人の取材内容も,
ありがたく感じました。
あの, 撮影をしていた内部労働者の方は, 今もお元気なのでしょうか?
それが気になります。

 「チェルノブイリ28年目の子どもたち」は,
途中で涙が出てしまいました。
インターネットの情報から, 低線量被曝については,
いくらかは知っていたのですが, 画像を見ると, 辛すぎます。
この被爆地で生まれることを選択した子供達や,
子供達を産んだ親の気持ちは, 私には理解は困難です。
ただ, ウクライナ政府は, 財政難にもかかわらず,
被曝管理, 被爆者教育を整えようと努力されていることは感じられました。
日本では, 被爆地生産物を食べて応援, などという,
国だけでなく, 被爆地の人達さえもが, 被曝の拡散を促す状況なので,
ウクライナの方がずっとまともだと思います。
笹川良一という, 日本の右翼の親玉のように言われていた人は,
敵であるはずのソビエト連邦に寄付をしてきて,
ウクライナでも, 氏が関わった財団が支援した病院があるということが,
さらりと紹介されていました。
「戸締まり用心, 火の用心」のおじさんは,
本当は何者だったのでしょうね?
それはともかく, ウクライナは,
結果として, 低線量被曝の健康への影響を研究せざるを得なくなりました。
日本はどうでしょうか。食べて応援, 定住促進。
日本って, 全然まともではないです。狂っています。

 いろいろと思いがあったのですが,
一番感じたのは, 日本は狂っている,
政府だけでなく, 事実を知ることさえ否定的な人が多すぎる,
ある情報をどう解釈しても良いのに,
一方的な解釈以外は認めないという人が多すぎる,
ということでした。
インターネットの情報が正しければ,
被曝が怖いから, 遠方へ避難するという, 生命体として当然の思いを,
福島では否定する老齢者がいるようです。
あり得ません。そのような老齢者は,
そもそも福島に原子力発電所を造らせた張本人達です。
福島だけでなく, 地球表面を,
長い年月にわたって, 放射性物質で汚染させ始めた張本人であると
いう自覚が全くないことには, 怒りさえ覚えます。
そのような福島の住民には, 全く同情できません。
「政府が安全と言った」からと信じるのですか?
原子力発電所建造時の判断は, もう仕方ないにしても,
これだけ被害が出ているのにもかかわらず,
未だにカルト統一協会自由民主党に投票する福島県民が
大多数なのです(これについては, 富山も同じですが(;_;)。)。[6]
理解力が足りないことが,
人を殺したり, 地球環境を破壊することになってはならないはずです。

 ウクライナの惨状を見て涙が出たのでたのですが,
キリル文字の看板や, ウクライナ語(ロシア語と同じ?)で,
専門家が様々な説明をする音声を聞いた時,
ロシア出張時によく聞いたロシア語の雰囲気を思いだし,
ふと, 懐かしく思いました。
何を言っているのかはさっぱり分からないのですが,
ウクライナ語(ロシア語?)の雰囲気は, そう思わせるには十分でした。

 映画の内容は, インターネットで知っていた情報を補完してくれた以上に,
新しい知識をもたらしてくれました。感謝します。
ただ, 上映会(11時からのに出席しました)に出席していた方々は,
見たところ, 皆, 私よりもご年配でした。つまり, 50代以上。

続きを読む
戻る
[富山街中]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット