2017-03-22
富山駅と金沢駅の間には, 日本旅客鉄道(JR)の新幹線と,
旧北陸本線を引き継いだ, あいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道が
列車を運転しています。
片道は, 新幹線が2810円(自由席)で23分,
あいの風とやま鉄道とIR石川鉄道の線が1220円で, 55分です。
ちなみに, 鉄道ではなくて高速バスを使うと, 930円で65分です。
私はたいてい高速バス, たまに新幹線ということが多いのですが,
先日, 久しぶりにあいの風とやま鉄道とIR石川鉄道の線を
利用しました。この長い呼び名を何とかしたいですね。
取り敢えず, 旧北陸本線としておきます。
旧北陸本線では, 基本は各駅停車しか走らないのですが,
平日通勤時間帯に限り, 快速運転がなされています。
「あいの風ライナー」と呼ばれています。
停車駅が少なく, なので「快速」になっていて,
金沢富山間は, 45分くらいで走ります。
55分が45分に短縮なので, はっきり申し上げれば,
大した時間短縮ではありません。
なので, この「快速」が,
優等列車料金を取るのはおかしいと思いますが,
「あいの風ライナー」は, 乗客に必ず席があることを保証するので,
その料金をとっています。
「ライナー券」と呼ばれる座席指定券は300円です。
なので, 富山金沢間は1520円となります。
これに対して高速バスは, 必ず席に座っていないといけません
(多分, 高速道路を走るバスでは,
客が立ったままではいけないという法律があるのでしょう。)。
なので, 座席指定券込で930円ということになります。
「あいの風ライナー」との差額は, 590円です。
20分早く着きますが, 590円というのは,
同じことを帰りにしたら, 1回の片道分を使ってしまうことになります。
前置きが長すぎ(^^;。上の理由と, 時間が合わないことから,
私はこれまで「あいの風ライナー」には乗ったことがなかったのです。
先日これに乗る機会がありました。
単に高速バスに乗りそびれただけなのですが(;_;)。
座席指定というだけの違いなので,
走っている車両は, 通常の車両と同じです。
見た目は, 西日本旅客鉄道(JR西日本)の京阪神地区でよく見られる,
快速・新快速用の車両と同じです。
「快速」だから4両で走るのかと思ったら, 2両編成でした。
そのせいでしょうか, 私が乗った車両は, 乗り降りはあるものの,
ほぼ満席に近い状態でした。
たまたまなのでしょうが, 私が乗った席のすぐ後に,
乳児を抱いた母親とその母親と思しき, 計3名が乗っていました。
途中でその乳児が泣くのです。私も(;_;)。
これは, 私が利用する朝の高速バスではめったにないことです。
朝はほぼ間違いなく通勤車と通学者なので,
乳児が乗ることはないのです。
あれは正直, 参りました。
寝ようかと思っていたのですが, あれでは無理でした。
高速バスは, 富山市内や金沢市内の渋滞に巻き込まれると,
20分位平気で遅れてしまうのですが,
鉄道は, 北陸本線時代には強風時には止まりましたが,
今の鉄道会社になって, 運行が金沢で切れたせいでしょう,
金沢富山間旧北陸本線では, たいてい列車は運転します。
そして時間は時刻表通りです。
移動中をずっと寝ていたいとなると,
「あいの風ライナー」は, 席が通路側になると,
途中駅(小杉, 高岡, 石動)で
窓側の客の出入りに対応する可能性があります。
先日乗った時はそうでした。
なので, 寝られないです。乳児が喚くことも考えると,
私には「あいの風ライナー」の利用は,
非現実的に思えるようになりました。
移動中に寝なければよいのでしょうが,
私は鉄道やバスのように, ゆらゆら動く中だと,
集中が持続しないようで, どうしても寝てしまうのです。
時刻表を見ると, 富山と金沢の間では,
わざわざ「あいの風ライナー」に乗る必要性は,
あまり無いような気がしています。
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