[富山街中] 私には, あの新しい建物は, できたばかりなのに, 既に崩壊しているように見えます。芸術って難しいですね(^^;
2015-05-10


以前富山大和があった場所に, 富山キラリという建物ができました。[1]
その中の, 北國新聞・富山新聞によれば,

> 「(富山)中心市街地一番の交通の要所として,
> (富山)県民から愛されてきた場所」
> (河上弥一郎西町南地区市街地再開発組合理事長)である
> 西町の地に,
> 新たな「富山の顔」が勇姿を披露した。

とあります。ううん, 相当気合いを込めて建てた建物のようです。

 旧富山大和にはちょくちょく行っていました。
中心街に住むようになってからは,
解体, 建築の場を間近で見てきました。
そんな中で思ったこの建物の印象は,

完成前なのに, 既に崩壊している,

でした(^^;。
外観は白が基調ですが,
ところどころ見える窓ガラスの形が揃っていなくて,
結果として, 相当の年数が経った後,
あるいは爆撃を受けた後, のように見えて仕方がないのです。

 [1]によれば,

> 御影石とアルミ,ガラスを組み合わせた外観については
> 「立山連峰の山ひだをイメージ」(隈氏)。
> 県産スギを多く使った内装で温かさを出しながら,
> 木の床にはガラスコーティングを施すなど, 建物の持続性にもこだわった。

のだそうです。
この「隅氏」とは, 隈研吾さん[2]という建築家のことです。
Wikipediaの案内にある建築例[3]に,
高崎の駐車場というのがありました。
これって, 上越新幹線から見える駐車場でしょうかね?
だとしたら, この格子状の建物という点で,
富山キラリは似ていると言えるでしょう。
高崎の駐車場も, 私には,

完成前なのに, 既に崩壊している,

と見えてしまいます(^^;。あちらは既に完成していますが...。

 私には芸術性はありません。
なので, 富山キラリを見た時の印象は,
多くの方々とは違うのだと思います。
中を見たわけではないのですが,
私には幽霊屋敷のような外観に見え,
日中はともかく,
夜には, あまり近寄りたくないというのが, 正直な印象です。

 北日本新聞(Yahoo!配信)によれば,

> 再開発ビルは, 建築面積3429平方メートルで高さ57メートル。
> 地上10階, 地下1階建て, 延べ床面積2万6790平方メートル。
> ガラス美術館は2〓6階に入り,
> 「ガラスの街とやま」の中核施設として
> 現代ガラス美術を中心に展示する。
> 図書館は3〓6階で蔵書約45万冊を備える。
> 2階にはカフェとミュージアムショップもあり,
> ガラス美術館や図書館と同じ8月22日にオープンする予定。
> 富山第一銀は, 1階と7〓10階。
> 地下は41台分の駐車場を備える。総事業費は約182億円。

だそうです。

 図書館が移ってくるということが大きな目玉ですが,
多くの富山市民は, 車で移動します。
この建物の前には路面電車が走っていますが,
富山市は, 路面電車駅周辺に駐車所整備をして,
路面電車利用促進をするようなことは全くしていないので,
恐らくはこの図書館へも, 自家用車が多数やって来るでしょう。
駐車場は, 銀行とガラス美術館利用者兼用で41台?
街中が不必要に混雑しそうです。

 私も利用することになるんでしょうか?
私は富山市の図書館へ入ったことはありません。
富山第一銀行にも用はないです。
ガラスですかあ...。芸術はだめなので...。
わざわざ足を運ぶかどうかは分かりません。
ガラス美術館よりは,
山長さかいのたこ焼き屋[4]に行きたい, かな(^^;。

[1]
北國新聞・富山新聞
[URL]
北陸中日新聞
[URL]
北日本新聞(Yahoo!配信)

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